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沙羅の樹(ナツツバキ)
2023.06.20
ナツツバキは、別名シャラ(沙羅)の樹とも呼ばれます。
お釈迦さまが亡くなられた際、そのそばに二本対の沙羅の樹があり、亡くなられると白く立ち枯れたともいわれます。
実はインドの沙羅の樹は日本では育たないため、日本ではナツツバキが代用され、沙羅の樹としてお寺などに植えられています。
やすらぎの郷にも数本あり毎年白く凛とした花を咲かせます。ツバキ科なので花のまま落ちます。
根本一面に苔が生えたところに花一輪
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢の如し
たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ
(平家物語)
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