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寺子屋ご報告28回
2013.08.10
仏教に親しむ会として始まったやすらぎ寺子屋も回を重ねてもうすぐ30回を数えます。
興味はあるけれど、どんな事しているのかなぁ?
椅子坐禅もなんだか難しそうだし、わざわざ法話を聞きにいくのもなぁ・・・。
そんな方々、どんな内容なのか少しのぞいてみませんか?
まず、前半は椅子坐禅。
今回はまず、20分間程、姿勢を正し、呼吸を意識しての椅子坐禅。
足をしっかり床につけ、お尻に座布団を敷いて少し高くして重心を両足とお尻の3点の中心に来る様に整えます。
これがなかなか難しい。緊張して背筋を伸ばすことを意識しすぎて背中がこったり、張ったり。
修行だからと言っても逆効果ではいけません。あくまでリラックスを心がけてもらっています。
前後左右に体を揺らして自分自身その時点で無理のない姿勢が大事ではないかと考えています。
20分後、経行といわれる歩く坐禅を10分ほど。
呼吸に沿った足の運びかたに、皆さま一様に、「難しいです。」
でも、その後にもう一度座って頂くと気持ちも新たに1回目とは異なる呼吸を感じることが出来る(こともあります。)
坐禅の終わりの鐘の音に合掌して前半終了。
後半はまず、般若心経を一緒に読経。
その後、法話。法話といっても一緒にお経に親しみましょうと言った内容で、今回は修証義の第4回目。
無常の命の儚さ。そして確かな事は己の行い。と言った内容の部分。
人生の大先輩の皆さまを前に私が「人生はこうだ!」というような話は現実味がありませんので、お経にそった説明を自分の等身大の理解の上でお話しをさせていただきました。「四人の妻の比喩」や最近感じた事を20分ほどお話し、茶話会に以降。
その中で今年おつれあいの方に先立たれたHさんより、「儚さにどうしていいかわからない中、それでも自分の行いだけが真実(現実)との言葉に励まされたような気がします。」とお話しして下さいました。今回初めての参加、「また来月伺います。」とおっしゃって下さりました。とても嬉しく思いました。仏教を通して少しでも前向きに歩む方が増えますように。
寺子屋の内容を定期的にアップしていきます。
毎月レジュメを作成していますので、今月のレジュメをアップします。
第28回レジュメ (修証義の現代語訳は曹洞宗宗務庁発行現職研修34参考)
興味をもたれた方、いつ参加するの? 今でしょう!(来月は9月7日土曜日です)
お気軽にご参加下さい。